オンラインセミナーを聴きながらヒルクライム【ロードバイク】

昨日はいつも通りの月曜日。月曜日はそれほど嫌いではない。が、アッという間に過ぎていく。いや、アッという間すら与えられずに過ぎていく。午前中の会議と午後の会議のせいだ。

さて、、、そんな月曜日。とりあえずやるべき仕事は終えて、帰宅ライド。

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1. 帰宅ライド：金勝山経由での帰宅ライド

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帰宅ライド：金勝山経由での帰宅ライド

18時に退社して金勝山経由で帰る事にした。

ただ、18時30分からTOCの無料セミナーがある。それはスマホで参加する事にした。

参加者450人いるけど、山を自転車で登りながら参加している奴はいないだろう。

このご時世、オンラインセミナーが乱立しているが、山をロードバイクで乗りながら参加している奴は日本中に俺だけだろう。いや、世界を見渡しても俺だけかもしれない。他にも山をロードバイクに乗りながらセミナーに参加したという奴がいたら教えて欲しい。きっと友達になれる（笑

18時30分のちょうどセミナーが始まる頃に金勝山ヒルクライム開始。特に攻める予定もなかったし、20分走をする気もなかったからのんびりとセミナーを聴きながら登る。

ちょっと前に帰宅ライドで登った時は同じ時間帯でも結構明るかったのになぁ、なんて思いながら秋の到来を感じる。

セミナーの内容はTOC。Theory of Constraint(制約理論）。たまに俺のブログに出てくるのだけど、考え方は分かりやすくて面白い、と俺は思う。俺の持論だけど。巷に溢れる理論や手法に間違いはない。自分が携わっている仕事に適切なものを選べば良いのだが、問題は「色々な理論や手法を試してしまうこと」だ。それによってぐちゃぐちゃになってしまう。とにかく「これ」とぴ〜ん！と来たら盲目的にでもトコトンやってみることが重要だ。

巷にはビジネス理論やビジネス手法というのが溢れかえっていて、MBAとかも代表的な例なのだ。それを取得するのは凄いことだと思う。寝る間も惜しんで、その勉強をして資格を取る。それ自身はすごい。俺もしょぼい資格ではあるがCPP A級という購買プロフェッショナルの資格を持ってる。

ただ、その資格を持っていたり、その理論を知っていたからといってすごいわけではない。

それを使って成果を上げることができる人がすごいのだと俺は思う。自分自身が使いこなせていないからというのもあるが、、、こういう理論を使う際に、一番大きく立ちはだかるのは何か？？

それは「感情」。

いくらしっかりとした理論を持っていたとしても、それを使う前に感情が出てきてしまう事がある。

感情は反射神経的なもので、鍛えないとどうしようもならない。俺は大丈夫だと思っていても周りから見たらそうではないというケースが多い。むしろ俺は大丈夫だと自分で思っていたら多分やばい。これくらいの気でいた方が良い。

俺も事あるごとに「Fu○K」と思っている。毎日「F○ck」と心の中で何度叫んでいるか。でもその感情が出てきたら、意識的に深呼吸を一度している。だから、何かを問われた時の俺の反応は常にひとテンポ遅くなる。でも、俺はそれで良いと思っている。

とある人も自分で自分の感情をコントロールしているらしい。その人はペンを両手でいじるらしい。ペンをいじることで気持ちを落ち着かせているらしい。人それぞれやり方があるものだなと思う。

セミナーはまぁどこにでもあるようなストーリーだった。
昔は俺はアカンかった人間だった。
でも、俺はこれをヤルことで目覚めた。
そうしたら、周りも変わって良いサイクルに入った。
という感じ。

成功体験を聞くのは良い。自分自身で得られる成功体験はなかなかない。自分自身で成功だと思っていても、そうではないかもしれない。

俺のチームは他のチームと比較して残業も少なく皆早く帰れている。そりゃそのはずだ。そういうような仕事の仕方に変えたし「皆は、やらなくて良い事はやらなくて良い。今のままで良ければそのまま今のやり方を継続しよう」という方針だからだ。何か新しい事を考えるのは俺の仕事だ。でも「皆」はやりたい事が実はあるのではないか？とも思う。でも誰も何も言ってこない。手が空いているので仕事があれば下さいとは言う事はある。俺は基本的には「やりたい」という事に対しては全面的にサポートするが、言われなければ放任主義を通している。無理矢理やらせても良いことは一つもないという事を過去の経験から痛いほど知っているから。俺もやらされて嫌な思いしか残っていない。

このコロナのせいで、チームの半分は別の場所で働くことになってしまい、感情を読みにくくなってしまっている。チームを任されるようになった初年度で本当に厄介な感じになったものだ。

登り終わった頃にはセミナーが半分くらい終わっていた。