THE Peaks妙高 本番当日。
4時起床。眠い、、、結果的に2時間半程度しか眠れなかった。
今回は「変態」エントリーなので、正確に言えば5時50分スタートなのでもう少し眠れたのだが、今回は雨なので、受付後にキャップを買いたかった事もあり、4時起床となった。
まずは自転車の準備。ウェット用のチェーンオイルを塗って、ツールボックスを取り付け、ドリンクを作って準備完了。着替える時に、イナーメのお尻摩耗対策のクリームを塗る。これが無いと、お尻の皮がズル剥けになってしまう。
なんやかんやで準備が5時頃までかかってしまい、受付会場に向かう。受付を済ませて、キャップを購入。キャップのつばのところに色々とコメントがあるのが面白い。選んだのは「非ガチ勢」。これが一番しっくりくるｗ
スタート20分前。今回「変態」エントリーが100名以上いるとかいないとか。。。The Peaksも16回となったので、これまで一般で走っていた人たちが徐々に「変態」に集まってきたのだろう。それか、地元で「変態（走り方が）」と呼ばれていた人たちが、初回でも「変態」に申し込んだか、という感じだろう。
地元で「変態」と呼ばれていても、ここには自分以上の「変態」がたくさんいるので、面白い。
月間2000km以上を普通に走っている人たちとか、いつもストラバやツイッターを眺めていて「人間では無い」と思う。
富士ヒルゴールドとか乗鞍で上位に入ったり、ロードレースで上位に入るようなガチ勢ではないのだが、ともかく変態的な走り方をする人たちばかり。そんな人たちばかりだから、なんとなく雰囲気が居心地が良い。年に２回あるのだが、同窓会みたいな感じで「ただいま～」という感じがするのがTHE Peaks。
当然、コミュ障が発動して、あまり積極的には会話に参加できないが、それでも皆が話している事を聞いたり、ツイッターでフォローさせてもらったりしていて、すごく雰囲気は良い。
そんなこんなでスタート。
やはり序盤はアゲているつもりは無くても、パワーメーターは250Wを指す。
FTP254Wなのに、持つハズがない。
なので180-210W付近に意識的に落ち着かせる。
まずは「変態」と「ど変態」のみが走る区間を走る。
そなさんとイケヒロさんに少し挨拶。
次にCP1に向かう。途中、道を少し間違える。危うくマシマシするところやった。笑
やたらと長い。走ってる最中は、ほぼ無心。書く事無し。
雨予報やったけど、確かこの時点で雨は降ってなかったと思う。CP1でカレーを食べようかと思ったけど、まだ序盤過ぎてお腹も減ってなかったし、時間的な余裕度が分からなかったから、CP1でのカレーはパス。
パンダさんは2杯くらい食べてはった気がする。
CP2への道も長かった。35kmくらいあったと思う。ココで最初の土砂降りに遭遇した。
カッパを着たら登りが暑くて堪らなくなり、カッパを脱ぐも、今度はお腹が冷えてしまったので、カッパを畳んでウェアのお腹の部分に入れてお腹を温める。
走ってる人から見たら「あの人、やたらとお腹出てない？w」となっただろう。
CP2をクリアして、降って来た道を登る。やはり長い。
CP3でカレーを食べる。
本格的なカレーである。インドに何度も言っている俺だから言える。インドの味である。
カレーを2杯食べた。胃を少しやられていて、3杯目は食べれなかったが、取り敢えずアンパンも一つ口に詰め込んで、コーラで流し込んだ。
今回は各CPで補給はしっかり摂った。
CP3に着く頃には雨は止み曇りとなったが、とにかく暑い。
またスタート地点に戻ってくる。距離的には130kmほど走ったが、獲得標高が2000m up位しか記録されてない。
ん？と思ったが、きっと気圧の影響でガーミン君がちゃんと記録できてないのだろう。よくある事だ。
CP4に向かう。早々に一般エントリーの人達とすれ違う。速くないか？
CP4-CP6は距離もそんなに無かった気がするけど、それにしても速い。先頭から4、5番手くらいにKojimaさんがいた。
しんどかった事もあり、殆ど覚えてはいないが、路面の状態が悪かった事は覚えている。
雨も降った事もあり、パンクに気を付けながら走る。そういえば、今回は雨が降ったけど、パンクで止まっている人たちはあまり見なかったな～。２人くらいかな？
CP6→START地点に行く坂の斜度がきつかったせいか、道いっぱいに蛇行して走っている人がいたけど、ちょっと危ない気はした。せめて、左側車線の半分で蛇行しているのなら分かるけど。。。
さておき、CP4～CP5～CP6をクリア。この区間、結構晴れてきてしまい暑かった。今回は幸い曇りやったけど、これがガチの炎天下やったらDNFしたかもしれない。身体に水をかけながら走るも、とにかく首の後ろから耳辺りが暑い。何度か空を見上げて、曇りにならないかな～と雨雲が恋しくなった。
CP6からスタート地点に戻る区間で、空が曇って来て、霧が激しくなってきた。恵みの雨が恋しい。
CP7に向かう区間で雨が降ってくれればな～と思っていたら、まさに土砂降りになってきた。
歓喜の雨。
ただ、遠方で雷がゴロゴロと鳴っている。近くでゴロゴロ鳴っていたらきっとロードバイクを降りていただろう。そう、俺は雷がなると身体が硬直して動かなくなるのだ。とにかく、雷に気を取られずに集中して登る。かなりキツイ。
ガーミン君のクライムプロを凝視。今回のTHE Peaksで初めて見た。残り距離と、残りの獲得標高を凝視しながら走る。なかなか減らない。
実はCP7がラストとは思っていなかった。CP7でチェックをもらって、そこからGOAL地点に帰って来て、終了だとずっと思っていた。
上から一般の人たちが沢山下ってくる。時間は見ずに、とにかくギリギリの強度で走る。今回は結局一般の人たち（メイングループ）に追い付かなかったな～と。
CP7のラストの坂を登り切り、そこからCP7に急いで下る。
17時13分にCP7に到着。
「ここがフィニッシュラインですよ～！！」と言われて、「え？ここがゴール？」と３回くらい聞き返してしまったw。
しかも、17時30分が制限時間だと勘違いしていて、マジでギリギリやったと思っていた。
結果的には37分残しのゴール。パンク１発でアウトな時間。タイムはネットで11時間23分。やはり「ど変態」は無理やったな。
ゴールして安心したからか、一気に身体がこわばった。脚がガクガクして、すぐにでも攣りそうな感じになった。
ここからスタート地点に戻るためには、今、下ってきた長い坂をまた登らなければならない。。。そう思って、CP7に長居するのは危険だと思って、スタート地点に戻り始めた。
途中で、美辞麗句さんとスライドする。
「イエ～～～い！！！！」とかなりテンションが高かった。
お？とうとう「ど変態」完走したのか？先を越されたな～、でも毎週、ストイックにトレーニングを積み重ねていたのをストラバで観ていたし、納得やわ。と思って、スタート地点に戻ったら、途中で残念ながらタイムアウトになったと聞いた。皆が「美辞さんどうだった？」と話していて、もの凄い人望を感じた。
結果的には残念やったけど、完走する事よりも「ど変態」にトライしたという事実の方が尊い。
スタート地点に戻って、写真を撮って今回のTHE Peaksは終了。
途中、恵みの？土砂降りにあったけど、パンクもせず、落車もせずに完走できたのは良かった。
今回も運営の方達には感謝。ものすごく楽しめた。
次はR17。ど変態に、さらにマシマシ？
通常の「ど変態」すら無理なのに、ちょっと考えられないな。
これにて、俺のロードバイクはオフシーズンとなった。
しばらくは、ロードバイクはほどほどに、筋トレ民に戻ろう。
あ、そういえば9月21日にSDA王滝があったな～。。。MTBか、、、、ちょっと今の時点では考えられないけど、週末にちょっと乗って考えてみよう。
走行ログはコレ。なぜかストラバにアップされないという、、、笑
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