インドの雨季

今、インドは雨季に入っている。
例年より3週間ほど早いらしい。

雨季といっても、俺が滞在中はず〜っと雨が降っているというよりは一日の中でザッと降る時間があるって感じ。

その「ザッと降る」の降り方がエグい。
バケツをひっくり返したような雨という表現があるが、まさにそれ、

ザバーーーーといった感じで降る。雷もエグい。

普通であれば、前が見えないほどの雨が降ってきたら車を車道の横に避けて待つものだが、インド人はそれをしないものだから、車や大型トラックが結構横転しているのを見かける。

洪水も至るところで発生している。
洪水まで行かなくても、道が川になっているところもある。

Google mapsを開くと「洪水発生」という表示が至るところに見ることができる。こんな表示初めて見たぞ、と思う。

毎年毎年、雨季になると洪水になったり道が川になる。

いい加減、学んでインフラ整備しろよ、と思うのだが、最近俺の中で別の説が出てきた。

「あえて洪水を発生さたり、道を川のような状態にさせているのではないか?」

インドの道は、牛や犬や人間の糞尿やゴミが散乱している。これらを雨季に一気に洗い流す為にあえて洪水を発生さえているのではないか?この説アルと思う。

日本でも台風が来る前は、家からおっさんが出てきて自分の家の前の道路の草刈りをするしな。

インドで気をつけなければならないのは、そんな時に道に溜まった水は「ウンコ水」である事だ。で、雨が終わって乾燥し始めたら空気中にウンコ成分が浮かんでいる可能性がある、という点だ。

俺はそう思うのだが、インド人は雨で洪水になると自分の家から車やバイクを持ってきて、洪水で溜まった水で洗っている。なんなら身体を洗っているやつも見る。逞しすぎる。

あと、電気系のインフラも乏しいので、洪水に電線が浸かってその周囲の人たちが感電して死んだといったニュースもみた。意外と電気自動車も走っていたりするし、そいつらが洪水お構いなしに突っ込むこともあるので、感電しないように注意が必要である。

今回、南の方にあるバンガロールという地域に出張に行く予定であったが、洪水被害で断念した。


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