こちらで借りている小径車のタイヤがパンクして、替えのチューブが全て穴が開いてしまった状態になった。
パンク修理キットのパッチを買って、自分で修復しようと思ったのだが、パッチの粘着力が弱くてどうもうまくいかなかった。
なので、住んでいるアパートの下にある自転車にチューブを持って行って修理を依頼した。
それが一昨日のこと。
チューブを預けた時に明日まで待ってくれと言われたので、とりあえず1日待った。
そして昨日の晩チューブを取りに行ったところ、俺の顔を見た瞬間にハッと気づいたらしく、第一声「ごめん。忘れてた」であった。
「明日まで待ってほしい」と言われたので「ふざけるな!今すぐ取りかかれ!」と怒ったら、しぶしぶ取りかかり始めた。
「1時間後にまた見に来るからな」と一言添え、一旦アパートに戻って仕事をして、1時間後にまた自転車屋に行ったら、3本預けたうち1本だけ修理が完了していた。
ここまでやらないとインド人は動かない。
仮に俺がまた明日でもええわと言ってしまったら、今日取りに行っても、まだ修理に取り掛かっていなかっただろう。それがインドであり、インド人と取引をするということである。
一事が万事全てがこれである。なので、例えば仕事を任せたとしても逐次進捗を確認しながらやらなければ、全く前に進まない。
とりあえず3本中1本は確保したので、この週末自転車に乗れそうである。
今日また残りの2本を取りに行くのだが、修理が完了しているかどうか楽しみである。
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