土曜日はインドのチャリ仲間のHさんとライドをしてきた。
1人ではどこにライドをしに行けば良いのか、さっぱり分からない。なので金曜に、このインドのプネーエリアを色々と知っているHさんに「どこかライド行きますか?」と連絡をしてみた。
やってる事は日本と同じである。笑
近場で行ってみたい寺院がある、ということだったので、それに便乗して一緒にライドさせてもらうことにした。
いつも通り朝9時30分に集合。
集合場所に指定されたのがこのような場所であった。
土曜日は普通に出勤日であるため、おそらくこのエリアで来るバスをみんなで待っているのだろう。
人がわんさかいた。
その中でこんな派手なロードバイクウェアで待っているものだから、かなり注目を浴びていた笑
少し早く着いたので、集合場所付近を散策。
近くに川があったので見てみたら案の定めちゃくちゃ汚くて臭い。日本の昭和時代に見た川である。
鳩と格闘しているおじさんがいた。おじさんは鳩を自分の店の前から離れさせようとして、箒で鳩をつつくのだが、鳩は全く動じず。

全然飛んでいく気配もない。住む場所が違えば鳩の性質も異なるのか、かなりたくましい。
原さんと落ち合って、早速スタート。
目的地の寺院は少し登った山の頂上にあるらしい。
そこに行くまでは緩やかな下り坂で気持ち良い。
途中で俺の乗っているダホンちゃんがパンク。パンクの箇所を見たらタイヤの側面がカットされていた。完全にサイドカットである。
日本ではサイドカットなんて1度もしたことがない。どれだけ気を付けて走っていても、さすがインドである。
日本ではパンクの頻度すらかなり低い。ここ数年間はパンクなんてしたことがないような気がする。それがインドでは3回目のライドでパンクしたのだから、確率はかなり高いと見て良いだろう。
サイドカットしたタイヤは使い続けても大丈夫なのだろうか?という疑問が少しあるが、ここでリタイアするのもなんかもったいなかったので、取りあえずサイドカットした箇所にルピー札をあてがった。
チューブを交換して空気を入れてみたら、普通にちゃんと空気が入ったので再スタート。
すぐに目的地の寺院のある山のふもとに到着。
少し休んで、クライム開始。
斜度はそれほどキツくはないのだが、しっかりとした坂である。とりあえずどこまでついているのかは不明だったが、クライマーのHさんについていく。全体の80% ぐらいのところまではついて行けたような感じはあるのだが、とにかく暑くて残り20% の付近であえなく撃沈。
日陰に入れば涼しいのだが、とりあえず休まず登頂することを目指した。
目的地の寺院がこれ。
少し休んでいたら、その付近に住んでいると思われるおっさんが寄ってきて、何やらヒンズー語で色々と話し始めたり、寺院から大音量でお経?の様なのが流れてきたから、直ぐにその場を後にした。
どうやらこの寺院の先にもまだ登る場所があるらしく、そこをとりあえず目指していくことにした。
グラベルというよりはダートに近いような道になってきたので、ダホンちゃんで走っていたらタイヤがめちゃくちゃ滑った。
落車が怖かったので、仕方なく押し歩きで登ることにした。
途中ですれ違った若者が「この頂上にあるお寺は自然にできたものだからありがたいんだ」ということを教えてくれた。
、、、で着いた先にあったのがこれ。
自然にできたものとは思えないが、何でこんなところに作ったのか?一度聞いてみたいものである。
この自然にできたと言われるお寺の中は特に何もった。外にはこのようなオブジェみたいなものがあり、とりあえず写真を撮っておいた。このオブジェに入っているものがコブラの置物みたいなのであり、また、何故コブラで、こんなところに設置されているのか?は作った者に聞いてみたいものである。
ここから見えた景色はこれ。
写真では絶対に伝わらないと思ったので、とりあえず動画に収めておくことにした。

動画でもやはり伝わりにくいものは伝わりにくいのかもしれない。スマホをiPhoneからGoogle Pixel に変えれば、もっと写真がマシになるのかな?と思ったのだが、そうでもないらしいな。
そこから引き返して居る途中で、もう1つ仏教寺院が近くにあるということで、そこにも行ってみた。
それがこれ。
まだ建築中やったのたが、建築しているオッサンがドヤ顔しながら中を見せてくれた。自慢したくて仕方がないのだろう。インド人のこういうところは好きである。
一通り見てHさんが、これはチベット系の仏教の寺院なのかもしれないなと言っていた。
俺は日本の仏教のお寺とはまるで違うなと思った。
とにかく暑かったので、山を下って麓にある駄菓子屋みたいなところで水とスプライトを購入。
こんなところでも冷蔵庫は設置してあり、冷えたスプライトと水を飲めたことはかなり感動的であった。
その後はお昼ご飯をラーメンを食べに行こうということで、GINGKOに向かって出発。
意外と遠かったが、とりあえず目的地のラーメン屋に到着してラーメンと唐揚げを食べて、そこでHさんとはお別れ。
家までの13 km の道のりがめちゃくちゃきつかった。
とにかく暑くて仕方がない。日本は冬だというのに、こちらは真夏に近い気温である。
3月から4月に向けてもっと熱くなるというのだから、3月から4月はやはり日本に帰って置いた方がいいような気がしている。
家に帰ってシャワーを浴びて着替えをしていたら、足の裏が攣った。
ラーメンと唐揚げを食べたのにも関わらず、体が塩塩な状態になっていたので、塩分が足りなくなったのだろう。
その後はいつも通り打ちっぱなしに行って、その日は終了。
早く寝たのだが、日焼けで体が火照っていたせいか、寝つきが悪く夜中に何度も目が覚めた。
次回インドに来る時には日焼け止めか、日焼けをしないための長袖を持ってこようかと思う。
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