インド出張3【仕事】

インド。面白い国である。

根強いカースト。TOP2の階層は裕福になるが、それ以下のクラスは賃金もほとんど上がらないらしい。

さらに、ナントカって制度もあって、生まれた家の階層によって就ける職業が決まっているらしい。

例えば、机を拭く人。床を拭く人。飲み物を出す人。

机を拭く人は、床は拭かないし、飲み物も出さない。生まれた時から、机を拭く職業になると決められているらしい。

なかなか凄い。

それに属さないのがIT。だから、皆、今の職業階層から抜け出す為に勉強してITの職業に就く、らしい。

なかなか闇が深いインド。コレがインドが発展しない理由の一つなんやろね。

国を引っ張っていく人達、会社を運営する人達が、自分自身の既得権益を守る為、下の階層の人達の生活水準が上がらない。

自転車で言えば、ベース作りのLSDやらずに、ずっとVO2maxやってるようなものだ。笑

国の規模がデカ過ぎる。州単位で管理しているのだろうが、無理やで。

国がデカ過ぎて、州を跨ると言語が違うらしい。だから、同じインド人でも異なる州の人達で話すときは英語になる。

そりゃ、自分の最も得意としている言語でなければ齟齬が生じまくるし、そもそも話すのが億劫になって報告など上がってこないだろう。

国がデカ過ぎて無理があるのだ。

(つづく)


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