日曜日は朝起きたらスマホにブログ更新通知があり、見てみたらT野くんのブログやった。
内容はPEAKSの事やった。そうT野くんもPEAKS熱海に参加する。しかも「ど変態」コースで。(俺は通常コースです)
4月にPEAKS練をやろうとブログ内で誘われた。
誘われたのは良いが、、、いきなり4000〜5000m upは危険すぎる。
という事で、ちょうど家族からもお時間をいただく事ができたので、PEAKS練をしてみた。
PEAKS対策練で3000m upして分かった事
PEAKSとは?
PEAKSというのは、ロードバイクのヒルクライム・イベント。
172km 5154m upのコースを12時間以内で走るという激ハードなヒルクライム。
今回、参加をすることにしたのは「The PEAKSラウンド6熱海」。
実はThe PEAKSラウンド5蓼科には出て完走した事がある。
あの時の達成感をもう一度味わいたくて、ラウンド6にも申し込んだ。
あと俺は多分だが、短距離のヒルクライムを速く走るよりも「長距離をひたすら耐えて登る」方が脚質に合っているような気がする。
なので、今年の第一目標はこのThe PEAKSラウンド6熱海に合わせている。
開催は5月24日。
あと3ヶ月しかないと思うのか、まだ3ヶ月しかないと思うのかは人それぞれだろうが、俺は前者なので少し焦っている。
PEAKS対策練で3000m upしてみた
PEAKS対策練に使用した山は金勝山
昨日のPEAKS対策練で使用した山は金勝山。
ホームグラウンドの山中越え周回でも良かったのだけど、皇カンコースから登って東コースで下って再度登り始めのラインに戻ってくるのに結構時間がかかるので、やめておいた。
金勝山は山中越えコースの次によく登っている山で、一度で稼げる獲得標高も430mと結構あるので、金勝山でやる事にした。
10時頃に家を出て、途中で朝ごはんを食べながら向かった。
コンビニで補給食をゲット
しばらくして気づいた。
あ、ボトル忘れた。(死
夕方暗くなるまで登るつもりやったので、水分が無いのは致命的だ。
あと、補給食も買いたかったのでコンビニに入って、おにぎり2個とカフェオレ1本を購入。
スタート地点へ
コンビニに入ると、マッタリしてしまうので、急いで出て金勝山のスタート地点へ。
昨日はあまり写真を撮らなかったので、基本的に文字中心に進みます。
スタート地点へ到着。
獲得標高何mできるか?
震える心を抑えてスタート。
The PEAKSの鉄則は「マイペース」
前回、The PEAKSに参加して思ったのは「マイペース」が鉄則だという事。
周りのペースに惑わされたり、イベントの高揚感に呑まれて序盤に少しでも自分のペースから外れてしまい、上げ過ぎて登ってしまうと後々に響いてくる。
なので、とにかく「マイペース」。
グループで参加していても、グループでは走らずマイペースで単独走をしなければThe PEAKSは完走できない。
なので、何人か金勝山でヒルクライムしている人たちがいたけど、抜かされても「何を〜〜!!」と追いかけず、とにかく落ち着いて「マイペース」を維持した。
如何に楽に登るか
ひたすらに登る、登る、登る、登る。
基本的に金勝山はコースが木や岩に囲まれているので景色がない。
何も情報が変わらない中で、思っていたのは「どうすれば楽に登れるか?」という点のみだった。
最近のマイブームはペダリング。
ペダリングを意識しながら登る。踏み込み過ぎない=パワーのロスが少ない。
そう、5000m upというのは10時間以上かかる。しかも170kmという長丁場。
パワーのロスを如何に最低限に抑えるか?というのがポイントになってくる。
とにかくペダリングに集中。12時を過ぎた点で踏んで、4時の点でパワーを抜く。これを意識しながらひたすらに登る。
エネルギー補給
2本とちょっと登ったら、獲得標高が1000m越えた。
そこで一旦休憩。おにぎりを1個補給して、カフェオレを飲む。
そう、ハンガーノックになったらサヨウナラなので、ちゃんとエネルギー補給をするのが重要。
常に満腹感を持って登るくらいの補給が必要だと思う。
あいにく、おにぎり2個&カフェオレ1本だけしか持っていなかったので、とりあえず1000m upごとに食べようと思っていた。
The PEAKSのイベントでは補給箇所が何箇所かあるので、そこで 速攻で食べるのと同時に、何個かおにぎりを背中のポケットに入れておく事が重要。
お腹が減る前に食べる。
本当はエナジージェルがあれば良かったのだけど、あいにくエナジージェルなど持っていなかった。不安を抱えながらもひたすらに登った。
精神と時の部屋
長時間もひたすらに一人で走るのは結構辛い。
ひたすらに一人で登って、なかなか辛かった。
まさに精神と時の部屋にいる気分やった(入った事ないけど)。
ひたすらにペダリングとガーミンくんの獲得標高を見ながら登る。。。
同じ山をひたすらに往復していたので、特に辛かった。
登ったところを下って、再度登るという「全く生産性ない行動」(笑。
人間、こういう意味のないことを繰り返すのが一番精神的にクルらしい。
The PEAKSも下ってきた坂を登るという訳の分からない事をしなければならないので、このように同じところをひたすらに往復する、という練習は精神的に意味のあることになるかもしれない。
ペース
マイペースが鉄則とはいえ、最初はテンションあがってどうしても上がり気味になる。
1本目:34:21
2本目:36:11
3本目:32:32
4本目:40:42
5本目:36:42
6本目:40:07
2500m upを通過:5時間
3000m upを通過:6時間
The Peaksでは5000m upを12時間で達成できれば良いので、単純計算で1時間当たり416m upをこなせば良い。ただ、これは本当に単純計算なので、休憩は全く考慮してない。
機材トラブルがあったら30分はロスするから、今回の下りを含めた500m upはなかなか良いペースやったと思う。
パワーは6時間NP175Wやった。
ダウンヒル
下りは急ぎながらゆっくり下る。
初見の道は何があるか分からないので、基本的にゆっくり。
でも、下りで時間稼ぎたい思いもあるので、急ぎながらゆっくり下る。
悪い道の時は慎重に。綺麗な道の時は速くって感じかな。
体調
日曜日は朝に思い立ってスタートしたから、体重など全然調整してない状態やった。
多分、70kgを超えていたと思う。(ハンガーノック状態で帰って68.1kgやったので)
やはり体重は軽くなければアカン。本番の時は62〜4kgくらいになっておきたいものだ。
結果
6時間:3000m up 74km
NP171W
改めて分かった事
今回、改めて分かった事は。
・マイペースは鉄則
→抜かされても気にしない
・補給はしっかり取る事
→お腹が減っていなくても無理に食べる
・体調は万全に
→特に体重と前日の禁酒
・ペダリング
→無駄のないペダリング(今回2000m upくらいから足首が痛くなった)
さて、5月に向けて準備していくか。
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