久しぶりの暗峠【ロードバイク】

01-ライド

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この土日、どこに行こうかな〜と考えていたら、土曜日はやった。。。。
しかも、息子ちゃんのそろばんの送迎もあり、午前中はどこにも行けず。

午後になって、雨が止んだのかな?と思ったけど、また降り出したりして、いまいちよく分からない天気。

かといって、ベランダまでロードバイクを持って行ってローラー台練をする気にもならず、、、でも土曜日はジムに行って終了。

日曜日はビワイチをしようかなと思っていた。
だいたい8時間やし、朝4時に出発すれば昼頃には家に戻ってこれる。

その算段をしながら寝た。

久しぶりの暗峠

起きたのは、、、朝8時

朝4時に出発すれば11時には帰れるという算段をしたのだが、、、、起きたのは8

寒くて、、、寒過ぎてベッドから出る事が出来なかったんだよ。。。

朝8時にようやくベッドから起きて外を見た。

8時か〜〜〜。9時に出発したとして帰ってこれるのは17時ということは午後5時か〜〜〜」

と思いながら、向かいのレンタルかー屋の旗を見たら、ありえないくらいにバタバタと風になびいていた。

やばい。今日は爆風や。

瞬時にビワイチのシミュレーションをする。やる気が萎えてビワイチ断念。

平坦をひたすら200kmも爆風を浴びながら淡々と走りたくない。。。
ビワイチ、往路と復路のどちらかは追い風になるハズやしええやんと思うのだけど、ビワイチはそんなに甘くない。

こういう日はどちらも向かい風と相場が決まっているのだ。

そうだ、暗峠に行こう

風があまり関係がない場所。。。やはり坂か

どこに行こうかな、、、、そういえば、シーズンインになる前に暗峠に行こうと思っていたんやった。

暗峠は関西一、いや日本一の激坂コースとして有名な峠だ。

終始、富士国際ヒルクライムの劇坂区間 x 1.2倍くらいの坂が3kmほどある感じ。

おそらく日本一の激坂だと思う。

何故、暗峠に行くのか?

何故、そんな暗峠に行くのか?アホなのか?

何故かというと、暗峠に行くと、斜度感覚がしばらく麻痺するから

あまりに激坂過ぎて、登った後に普通の坂が平地と感じる事ができる。

つまり、精神的に坂を登るのが辛くなくなる。ある程度の坂が現れても全然坂に感じない。

これ不思議なんやけど、本当にそうなる。

毎回、シーズン前に行くのが良いのだろうけど、前回に行った時の衝撃がひど過ぎてしばらく行けていなかった。

前回はアルミフレーム&10速のデローザちゃんで行ったら、何度脚を着いたか分からないほど着いて、まさに虫の息になって登りきった。

今回の目標は足付き回数を極力減らす事。

行くまでが爆風で大変やった

結局、出発したのは朝10時ちょっと前やった。

奥様と息子ちゃんに「今日はどこか行きたいところない?」と聞いたら「新型コロナもあるし、家にいる」という返事。

前回は車輪行やったけど、今日は距離も乗りたかったので自走で暗峠までLetライド〜

1号線でひたすらに大阪方面に向かう。

まずは三条通りから京都に入って、そこから五条通りに出てから1号線に乗る。

そこから先はひたすらにペダルを回す。特になんのレポもなし。

ただ、、、風が爆風。しかも向かい風。

これがしんどかった。

昨日は雨やったし、今日はグループで走っている集団がいないかな〜と思ったけど、どこにもおらず。。。

ひたすらに爆風の向かい風を突き進む。

11時頃になって腹がちょっと減ったので、コンビニに入って弁当を食べて補給。イートインで座ってしまうと、やる気がどんどん下がっていく。イートインの椅子には、人造人間19号の手が組み込まれているのではないかと思うほどにやる気が椅子に吸い取られていく(笑

「アカン、アカ〜ン!!」と振り切って、再度出発。

そこから先も特に特記事項はなし。

Google Mapのナビ通りに進んだら、なんとなく遠回りしてしまったような気がする。俺は何度Google Mapに騙されれば気が済むのだろう?(笑

家から暗峠のスタート地点まで約50kmやからだいたい2時間ちょっとで到着する予定やったけど、3時間以上かかってしまった。

暗峠のマイルール

・とにかく転倒せずに怪我せずに登り切る事だけを第一優先にする
・無理にタイムトライアルはしない
・目標は脚をつかずに登り切る事。ただし無理はしない。
・踏みきれないと感じたら、即足を着く。
・前後から車が来て、避けきれないと感じたら、即脚を付いて横に避ける。

怪我をしたら、色々と迷惑がかかるし、最悪ロードバイクを降りなければならない事態に陥るので、「命を大切に」モードで行く事にした。

いよいよ暗峠スタート。暗峠のスタート地点に行くまで、結構な坂がある。

当然、インナーロウ。初っ端から乙女ギアに固定。

ここの坂の怖さをしっているから出し惜しみはしない。

暗峠ヒルクライム

スタート。

今回、ストラバに暗峠の区間を登録してきたハズなのに、ガーミン君に何も表示されない。

同期し忘れたか。。。。

序盤、子分のような坂が続く。子分のくせに既にヤバい斜度だ。気を抜くと前輪が浮く。

まだ脚がサラだから問題ない。ただ、序盤からすでに丸溝が付いているから、普通の峠に行ったらボスを張れるだけの斜度がある。

まだ峠に入っていない住宅地帯。

左側に休憩できるような住宅に入る車道があったので、まだ脚は大丈夫やったけど入る。

入って、4周くらいぐるぐる回って脚と呼吸を整える。

上には、小さい子供(3歳くらい)2人と一緒に登っている親子連れがいる。

内心「ここを3歳児に歩かせたらアカンやろ!」

と思いながら再度登る。親子は無事にパス。

徐々にボスキャラ的な坂が出現し始める?

当然、左右にジグザグ蛇行しながら登る。ただ、ダンシングまではしていない。

というか、あの斜度でどのようにダンシングしたら良いのか正直よく分からない。

ハンドルにしがみ付いて、超前かがみになりながら踏まないと前輪が浮いてしまい、後ろに後転してしうのではないかと錯覚してしまう。

暗峠を登っている時の俺はこんな感じ。

そう、スプリント状態で登っているのだ。

ちょこちょこと休憩ポイントがある。その度に、そのポイントに入ってクルクル回りながら脚と呼吸を整える。

壁があるところでは、手を付いて休憩。(俺の当面の目標はをつかない事だ)

休憩している時にも車が登っていく光景を何度か見る。

この斜度を車で登るのは恐怖やろうな。。。エンジンが前に付いているから、重心が前にあるのは分かるけど、ここまでの斜度があると、乗っている人の感覚では車が後ろにひっくり返るような感覚になるのではないか?

何が好きでこんな道を選んで車で登っていくのだろうか?

まぁ、向こうから見たら「なんでこんな坂を自転車で登ろうとしているのか?アホか?」と思っているだろう。(笑

そう、アホなのだ。

中間地点くらいのところに神社があり、そこから更に登る。

途中、休憩ポイントがあり、そこでクルクル回っていたら、下から登ってきた車が対向車とのすれ違いを避けるために側道に入って停車した。

エンジンはかかったままやし、

「お前、、、早く再スタートせ〜や、俺はクルクル回って待っとんねん」

と思いながら、7周くらい回っても全然に再スタートする気配なし。「来るなよ!」と思いながら、俺から再スタートをした。

したら、、、そのちょっと後からスタートを決めていく車。

「アホか!!!」

と思いながらサイドに寄る。すぐに抜いて行ったから良かったが、、、

そこから、とにかく必死で踏む。

でも、斜度が緩くなる気配がなく、脚の筋肉が先に悲鳴をあげて終了した。

無念の足付き。

写真だとあの斜度が伝わらないのが悔しい所だ。

NPが240Wを超えている。

あれだけクルクルと回って休憩していたのに、まだNP240Wを超えているなんて、、、なんてアホな坂なんだ、と思いながら休憩。

再スタートする気が起こらないが、なんとか再スタート

相変わらず蛇行しながら登っていくが、途中で丸穴にタイヤを取られて転倒しそうになるがなんとか堪える。

ガーミン君なんて見る余裕がない。

暗峠で一番の斜度があるポイントに差し掛かって、

「もうすでに脚付いているしええか」と再度、脚を付いて写真撮影。

この写真のクランクが水平な位置。

写真を取ろうとロードバイクから離れたら滑り落ちそうになった。危ないわ〜〜。

ここから再スタート。

正直、かなりやばいところからのスタート。

スタートして、数百メートルくらいしてから、限界がきて再度足付き。

仕方がない。「命を大切に」モードで登るという俺ルールがあるので、転倒して怪我をして帰るわけにはいかない。

でも、しばらくしたら緩斜面になって最後少しだけ激坂現れて終了。

達成感

これから定期的にトライしてみたいと思うけど、今のところは「無事に登れた」だけで大満足。

達成感半端ない。

とりあえず、写真を撮っておいた。リドレー ちゃんで来たのは初めてだな。

それにしても爆風だ。

帰路

、、、さてと、どうやって帰ろうかな?

来た道を降るか?

奈良側に降るか?

奈良側は行った事が無かったので、奈良側から帰る事に。

奈良側を見たらいきなり試練が。

下りの斜度がキツ過ぎて道が見えない。笑

スノボーとか行って、上級者コースの滑り始めで斜面が見えない時のあの感じ。

、、、これ道あるんだよな?

と思いながら恐る恐る覗き込みながら降る。

ヤバい。ジャックナイフして前から転がり落ちそう。。。

こんな感じで、思いっきり重心を後ろに掛けて後輪が浮かない様にする。

少ししたら、そんな斜度も落ち着いてきた。景色が絶景。

どうやら暗峠は奈良側は少し緩やかな様だ。(それでも激坂に違いないが)

慎重に下り切って、さて、どのルートから帰ろう?スマホでルートを確認しようとしたらバッテリーが尽きかけていた。

ヤバイ。帰り道が分からない。とりあえず、どちら方面に帰れば良いのか?方角だけでも。

と調べて、なるべく大きな道路で帰る。枚方まで出て、そこから1号線。

1号線なかなか難しい、、、バイパスがあってめちゃくちゃ走りやすいのだけど、そもそも自転車が走って良い場所なのか?という疑問がある。特に進入禁止という標識が無い。

最初はちょっとビビって、側道に入って走っていたら、色々と回り道させられて、アップダウンも激しいし、辟易したので思い切って1号線で走る事に。

特にこれといってアカンというような雰囲気でもないし、相変わらず進入禁止の標識は無いから、多分大丈夫だったのだろうなと思う。

行きは暗峠があるので抑えて走っていたけど、帰りはSST強度で走る。

京都に入る。どこでどう道を間違えたのか分からないけど、中書島に入ってしまった。

中書島は高校時代に良く来た。

高校は宇治で、何かちょこっと買い物をする時に四条まで行くのは面倒やったので、中書島は便利やった。

懐かしいな~と思いながら少しポタポタ走る。

そうしたら、いつの間にか伏見桃山に出る。ここでスマホのバッテリーが切れた。

もう、感覚で走るしかない。大体こっち方面やろうなと走っていたら、乃木神社が出現。

乃木神社は森に囲まれた落ち着いた雰囲気の場所で、大学時代に本を読みに来たことが何回かある。すごく落ち着く場所。

かすかな記憶をたどって走る。もうそろそろ、六地蔵に出るはずだ。。。と思っていたら、思った通りの場所に出た。もう、地図は要らない。

醍醐方面に向かって、後は淡々と登ったり下りたりしながら、家に帰宅。

路面がぬれていて大津は雨が降っていたのだなと気づく。

雨にも降られず、ケガもせず満足な日曜日ライドでした。

帰って体重を測ったら69.8kg。という事は、暗峠を登った時は71lgくらいあったわけか。。。70kgオーバーで登る坂ではないな。笑

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