理論で乗るか?感覚で乗るか?【ロードバイク】

01-ライド

先週の金曜日は朝から災難だった。

いつも通りに自転車通勤をしていたら、シフトアップかダウンか忘れたけど、シフトを変えた瞬間にリアのスプロケットからチェーン落ち。しかもローギアとハブの間にチェーンが挟まった。いきなりリアが「ガガガが!!!」と鳴ってチェーン落ち「おいおい、、、、もしかしてリアディレーラー逝ったか?」と思ったけど、リアディレーラーもハンガーも無事だった。ただ、チェーンを戻すのにかなり手間取って手が真っ黒に。。。汗も半端なく吹き出てくるし、朝っぱらから最悪やった。

さて、そんな朝やったけど、木曜日に一日休養を入れたおかげで脚はフレッシュ。久しぶりに脚が死んでない朝を迎えることができた。(笑

夕方も脚はフレッシュ。いつも通りにトレーニングしながらの帰宅ライド。

ロードバイク

理論で乗るか?感覚で乗るか?

いつも通りに20分走から。

我ながら毎日よくこんな苦しいことしながら帰宅するよなと思うのだけど、、追い込みながら帰ると「今日も一日自分の全てを出し切った」という感覚になるから、一日を気分良く終わることができる。だから止められないのかもしれない。

20分、毎日色々と考え事をしながらペダルを回して追い込んでいる。いや、苦しいから色々な事を考えて意識を飛ばしているのかもしれない。

金曜日は「理論」と「感覚」について考えながら走った。いつも考えるテーマを決めているわけではないけど、その日にあった事などが影響して不意に頭に浮かんでくる。

TOC(制約理論)のユーチューブを見たから「理論」というテーマが頭に浮かんだのかもしれない。

さて、ロードバイクには色々な理論があると思う。ペダルをどう踏んだら良いのかとか、サドルのポジショニングとか、体幹の使い方とか。。。。理論というのは正しく使えてこそ生きる、と仕事をしていても思う。仕事では「理論」vs「感情」という対立をよく見かける。理論的な人 vs 感情的な人という構図もあるが、一人の人間の中にもその対立はある。理論的に考えようとするけど、何か反論された時などは反射的に感情がそれを上回ってしまうから、結局感情的な議論になってしまったり、感情的に言っているようにしか見えなかったりする。「理論」をうまく使う事はとても難しいなと常々感じる。

ロードバイクでも「理論的に最も正しい」と思われるポジションや踏み方で乗っていても実際にはパワーが出なかったりスピードが乗らなかったりする。それもそのはず。人間の身体は人それぞれ違うから。体格が違えば筋肉の質も違う。筋肉のつき方も違う。それら全てにフィットする最適解を出すのはなかなか難しい

だからロードバイクでは「感覚」も重要な要素になるのだと思う。ただ「理論」を完全に無視して良いと言うわけではない。「理論的な最適解を知っていながら」も感覚に合わせていく。という感じかもしれない。

俺はリドレーちゃんとデローザちゃんの2台を持っている。リドレーちゃんはどてるしさんで購入してフィッティングしてからパーツを選んだ。理論的には適切な設定がなされている。一方でデローザちゃんは全て自分でヤフオクなどで購入した。しかもロードバイクの事をほとんど知らない時に、適当に。

この2台に乗っていて不思議なのは、デローザちゃんの方が感覚的にフィットするという事。グッと入ってガッと乗れる感じ。

理論で組まれたリドレーちゃんを、感覚的にフィットするデローザちゃんに近づけていけば乗りやすくなるのではないか?と思う。週末にどてるしさんに持ち込もう。

そんなこんなで考え事をしていたら20分が過ぎた。

結果
NP245W 158bpm

エモい。

CTL119.67 TSB▲9.14


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