忘れないうちに書いておこう。
今年は菰野ヒルクライムと伊吹山ヒルクライムしか今のところエントリーしていない。
そう、今年は伊吹山に結構本気。(毎年本気やけど)
スタートラインに立つ。39歳。Dクラス。
30台最後のヒルクライムレースになるかもしれない。40台になったらカテゴリーが変わるからな。。。なんて思う。毎回、伊吹山ヒルクライムはスタートラインに行くまでに坂道を歩くから結構脚が張る。ふくらはぎをモミモミしながらスタートを待つ。
今回はグループの前の方で待機。後方から抜かれても、その人の後ろに付いて行こうという計画。今回の作戦はこれだけ。笑
スタート。相変わらず皆速い。でも今回は何となくついていける。
ただ強度は350Wを越えている。明らかにオーバーペース。調子が良いと言ってもこのペースでゴールまでたどりつくのは無理だ。
呼吸を整える。とりあえずここまでは覚えている。
250Wくらいで調子よく進む。途中、何人か同じくらいのペースの人を見つけて後ろに付きながら上る。
でも、だんだんとシンドくなってきて心拍を見たら180に突入してる。これはヤバい。まだ3kmだ。
6kmくらいでしんどすぎて心が折れかける。でも「何のために毎日野菜スティック食べてサウナ行って体重を落としてきたんや?」と自分に言い聞かせて、気持ちを戻す。
7km付近で腰がめちゃくちゃ痛くなり始める。腰の筋トレをしてきたけど、足りなかったか。。。高校時代にヘルニアやって以来、腰にはなるべく負担をかけないように生きてきたからな。菰野ヒルクライムの時は大丈夫やったのに。
10kmのショートコースのゴール付近でエナジージェルをぶち込む。甘〜〜〜い!!ポカリで流し込む。これでラスト2kmくらいに効き始めるだろう。
ちなみに、ショートコースの通過タイムは42分19秒。去年のショートコースでのレースと全く同じタイム。今年はフルコースやからペース配分を考えて走っていてもこのタイムという事は、去年より強くなっているという事か。
問題はここからだ。
ショートコースのゴールを過ぎると若干勾配は緩くなってくる。ここでどうスピードに乗るか。
ちょうど後ろから良い感じのペースの人が来た。付いていけないスピードでは無い。勾配が緩い区間では何とか食らいついていく。
途中のトンネル付近。三年前はこの辺でH本さんとS田さんに抜かれた。今年はH本さんには届かないが、S田さんには届きそうなペース。
3年前の俺の影に「お疲れ!」と言って通り過ぎる。腰に鉄板が入っているかと思うくらいガチガチ。乗り方を変えながら何とかペースを落とさないように上る。
心拍は190を超えている。8km過ぎた頃から180以上で推移しながら190を頻繁に超えている。残り3km程度、15分程度か。この15分、追い込むか、追い込まないで後悔しながら1年過ごすか?
残り2.5kmからが長かった。。。激坂では無いけど、それなりに脚が削られる。明らかに脚が回っていない事が分かる。汗が滝のように落ちて、あれだけサウナに行ってもまだこんなに汗が出るんやなと思った。
残り1kmで1時間経過。そう言えばS田さんは1時間6分台やったなと思いながら、このままいけば超える事が出来るかもと思って、ラストスパート。
ほとんど記憶がない。最後は「オールアウトするぞ!」としか考えてなかった。ダンシングでゴール。ゴール直後は何も考えられなかった。それほど今回も出し切れた。タイムを見たら1時間5分10秒。6分を切った。1時間切りは無理やったけど、満足のいく結果やった。
頂上付近は未だ雪が残っていてめちゃくちゃ寒かったけど、ちょっと写真を写してから着替えて下山。
下山が始まるころにちょうど雨が降り出してきた。寒かったけど、ギリギリ上着の中まで雨が浸透せずに下山出来た。手は、ハンドルカバーのおかげで快適。ハンドルカバーはダサいけど偉大だ。
車に戻って暖をとって帰宅。昼ちょっとすぎに帰ったけど、全然腹が空かず、、、。疲れすぎて腹が減らないというのはこういうことか。一応プロテインだけ飲んで終了。
公式タイム:1時間4分54秒。
順位:101位/252人(上位40%)
2016年のフルコースでの記録は1時間19分46秒やから、約15分短縮できた。順位も290位(上位77%)からジャンプアップ出来た。ロードバイクがデローザちゃんからリドレーちゃんに変わったという事もあるけど、トレーニングの効果も出たのだと思うとやはりうれしい限りだ。
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