先日、ロードバイクでボチボチと高島まで走っている時に「やる気」について考えたので少し書こうと思う。
(結構、1人でボチボチ走っている時はこんなことを考えていたりする)
何か上手くいっている時は、技術的な面で充足しているからというのもあるけど、大抵、やる気がある時だと思う。
逆に、技術的な面で充足していても、やる気がないと大抵上手くいかない。
つまり、やる気の上に技術があるのであって、やる気が無かったら上手くいくものも上手くいかない、と俺は思っている。
では、やる気って何なのだろうか?
モチベーションと言われることもあるけど、モチベーションは「動機付け」という意味やから少しニュアンスが違うと俺は思っている。
俺の中のやる気というのは「前向きに取り組む気持ち」やと定義している。
この前向きに取り組む姿勢があれば、大抵は上手くいく。技術面で不足があっても、周りが助けてくれる。
では、この「やる気」を維持する事が出来れば、何事も上手くいくと俺は思う。
どうすれば、やる気を維持できるのか?考えてみた。
まず、そもそも「やる気」が低下しない人種が一握りいる。それはどんな人達か?
今風で言うと「意識高い系の人達」。
彼ら/彼女らのやる気は低下しない。
観察してみると、良い意味で「唯我独尊」的な性格をしている。だから誰から何を言われても、どんな環境に陥ってもやる気が無くならない。
更に深く観察すると、
・目標を明確に持っている
・必ず達成するという熱意がある
・達成するための計画を明確に分かっている
次にやる事が分かっているから、迷わないしやる気も低下しない。
そんな人達。
なら、やる気を維持するためには「意識高い系の人間になれば良い」という一つの解答に辿り着くわけだが、なかなか人間の根幹を変えることは難しい。
なので、意識が低い系の俺は、やる気を維持するための方法を地味に考える必要がある。
体系的に考える事で、やる気がなくなって来たな〜と言った時に、その原因をすぐに見つける事が出来て、対策も早く考える事ができるだろう。
まず、やる気を無くす時ってどんな時だろうか?
1.やりたく無い事に直面した時
2.やりたい事をやっているのに、何故かやる気が無くなるパターン
大きく分けてこの2パターン。
まず1のやりたく無い事に直面した時、について対策を考えてみよう。
やりたく無い事に直面したら、誰でもやる気が無くなるだろう。
ではどうすれば良いのか?
やらなくても良い事であれば「やらない」。逃げられる事であれば、トコトン逃げよう。やりたく無い事が自然消滅してくれるのが一番。
でも、そんな事ばかりではない。どうしても逃げられないケースがある。例えば、仕事のトラブル案件。
トラブル案件が舞い込んできた瞬間にやる気が無くなる。皆そうでしょ?
そう思っていたのやけど、意識高い系の人達はやる気を維持できる。
トラブル案件を解決するとかしないとか、そんな事には焦点を当てておらず、「解決するためのプロセスを学ぶ事」に焦点を当てているらしい。
その経験が、将来直面するであろう困難な場面で活かせるかもしれない、という気持ちで取り組むらしい。だから高いやる気をもって取り組んでいる。
すげえ奴らだ。
意識低い系の俺らはそんな風に考えられない。
ではどうするか?俺の場合は「やる気をなくしてウダウダしたところで、この案件は無くならないし誰かがやってくれるワケでも無い。時間が経つほど大きく燃え盛っていくからサッサとやってしまおう」という気持ちで取り掛かる。
取り掛かってしまえば意外とすぐに終わるものである。
人それぞれ、やり方は違うと思う。
やりたく無い事をやり終えたら、ケーキを買って食べる、とかでも良いと思う。
自分なりの方法を考えてみよう。
これが、1.やりたく無い事に直面した時の対策。
それでは2.やりたい事をしているのに、何故かやる気が無くなるパターン、について考えてみよう。
意外と無意識にこのパターンに陥るから厄介だと思う。
原因は大きく3つあると思う。
1.環境的な原因
2.身体的な原因
3.精神的な原因
1.環境的な原因
例えば、冬の寒い日、夜寝るまでは「明日は朝早く起きてロングライドするぞ!」と意気込みいさんで寝るが、朝起きた瞬間に、寒さでそのやる気が吹っ飛んでしまう。
寒いという環境がやる気を吹っ飛ばす。
対策は、起きる時間に合わせて寝室が暖まるように暖房のタイマーをかける。
これは簡単な例だけど、やる気が無くなってきたな〜と感じたら、環境を疑ってみよう。
逆に環境を変える事でやる気をださせる方法もある。
自転車のホイールを買った後などがそれに当たる。買った、その月はアホほど乗り込むでしょう?
2.身体的な原因
これは簡単。人間疲れていたり、眠かったり、お腹が空いていたらやる気が出ない。
ストレッチやサプリで身体のケアをして、よく寝てよく食べる。これだけでやる気は維持できる。
3.精神的な原因
例えば、スポーツで一生懸命にトレーニングしているのに試合で成果が出ない時。これが継続するとやる気が低下してくる。
対策は「結果をそれほどシリアスにとらえない事」。本気になるな、と言うわけでは無い。真剣に本気で取り組んだ結果、成果が出ないのであれば仕方がない。
そこでやる気を無くすのではなく、何故、成果が出なかったのか分析して次に繋げる。
または、その試合に出るにあたってやってきた事に対して高い自己評価をする。成果は出なかったけど、俺、良くやったよ、と。人生長い目で見れば、こちらの方が重要かもしれない。
後は、成果が出たのにも関わらず、周りから評価されない時。
意識高い系の人達は、こんな状況でもやる気は低下しない。自分の目標に対してどれだけ近づけたのか、が重要であり、周りの評価は対して気にしない。
俺は意識低い系やけど、この考え方に賛同。
ただ、どうしても周りの評価が気になるという人は「周りから高い評価を受けている人達がどのような振る舞いをしているのか観察する」事をオススメします。
根回しとか報告の仕方とか、やはり学ぶべきところはあるかと思う。
以上が、意識低い系である俺の「やる気(前向きに取り組む気持ち)」の維持の仕方である。
人それぞれ、原因と対策はあると思うので、一度考えるだけで、やる気が無くなった時の対処スピードが変わると思いますので、是非考えてみてください。
あと、番外編として、無理矢理やる気を出す方法がある。
1.YouTubeでやる気アップ動画を観る
2.テンションの高い音楽を大音量で聴く
これは結構効きます。
さて、今日は金曜日。
筋トレは終えて、今、帰りの電車。
帰って、アニメ観ながらローラー台練でもやろうかな。
コメント