インド出張(成長しないインド)

08-出張

高速道路の凸凹で脳みそを揺らされながら、ぼ〜っと外を眺めていると、ふと思う事がある。

インド、、、、何度来ても全然変わらない。

最初に来たのはかれこれ6年前くらいになるかと思うが、田舎の方は全然変わらない。都会の方は仕事柄全く行かないので良く分からないが、田舎の方は全然変わらない。

今回、あ、、、変わったなと思ったのは、野良牛が少なくなった事くらいか。

3年前はいたるところに野良犬、野良牛がいた。

インドの変わらない風景を見ていて思う事がある。

インドは何故変わらないのだろう?
人口は世界二位。これだけ人がいれば、何かこの惨状を変えようとする人が現れても良いものなのだが、全然変わる気配が無い。

人口が多すぎてしまって統制が付かなくなってしまっているのではないか?と個人的には思うのだが、人口が多すぎるからと一言で片づけてしまっては、中国の発展に対して説明がつかなくなってしまう。

これは、きっと根強く残っているカーストの習慣が一つの要因だと思う。
やはり、底辺層にいる人たちは相変わらず底辺層にいるし、そこから抜け出すには何世代もかかるだろうと思う。1世代、2世代では到底抜け出せない。それほどの格差がある。

なので、抜け出すには、3世代以上の長期計画が必要だと俺は思う。

でも、最底辺の人たちがそれをやるか?それを考え付くか?と言われると、やはりそこまでの教養も無さそうやし、その余裕も無さそうなので、ず~っと現状のままなのだと思う。

相変わらず、道路も汚いし、家もボロボロ。
でも、マクドなどではプラスチックのストローが既に廃止され、紙のストローになっていたりする。その横にある道の脇にはこれでもかというほどゴミが捨てられている。

環境に配慮しているのか、していないのか分からない。

凄く矛盾しているのがインド。

家とも呼べないほどの掘っ立て小屋が多く密集する集落があるが、いたるところにパラボラアンテナが立っている。そのパラボラアンテナがどこから電源を取っているのか?というと、道端に立っている電柱。その電柱にいたるところから電線が繋がっている。明らかに違法に電気を取っていることが分かる。

ボロボロの家でも、しっかりとテレビは付いている。で、街を走るリキシャを見ると、どのドライバーもスマートフォンを持っていて、待ち時間に動画を見ている。給料はそんなに高くないはずだ。どういったカラクリでスマートフォンを持つ事が出来、通信料を支払っているのだろうか?

高速道路を走っていたら、鉄道の為の高架が作られていた。それをボコボコの高速道路で跳ねる車の中から眺める。

地上を走る道ですらまともに作れないのに、何故、高架を作ってそこに電車を走らせようという気になるのか、不思議でならない。

作りかけの高架を見ても、出っ張っている鉄線の不揃いな長さを見ると、しっかりと設計されている様に思えない。

ふと、横を見ると橋が見える。橋の柱が紫の何とも言えない色のペンキが塗ってある。ぱっと見、綺麗な感じにみえるのだが、良く見るとボロボロ。そう、ボロボロな橋をペンキを塗ってごまかそうとしているのだ、そのペンキの塗り方も良く見ると雑。

塗っている人から言えばきっと「しっかり見るなよ」と言いたいのだろうが。

あまりにカオス。

6年前にインドに来たときは、昭和の日本だと思った。インドはこれからガンガン上がっていくだろうと思ったが、6年たった今、インドは今後も大して変わらないだろうと思うようになった。

前回来た時のブログにも書いたかもしれないが、インドはカオス過ぎてしまい、もう自分自身では立ち直れないだろう。もっとも、立ち直す立場人たちは、カーストのトップクラスの人たちだから、今更、下々の層の人たちの為に、自分たちの何かを犠牲にしてまで働こうとは思わないだろう。

なので、インドが急成長する事があるのであれば、それは外資が本気でテコ入れした時だろう。

不思議な国、インド。
出張で来る程度なら楽しめるが、ここで暮らすにはリスクが高すぎる。

高速道路の凸凹で脳みそを揺らされながら、これは脳みそが幾つあっても足らんな、、、などと思いながら感じたインドだった。


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