KISS

01-ライド

金曜日の仕事の話。少し吐き出そう。

KISSというのはKeep It Simple Systemの頭文字。

何事もシンプルに、という意味。

昔、オーストラリアの代理店のじいさんに教えてもらった言葉だ。

日本人はとにかく複雑に考えすぎた、と。何かを変えようとする時、一気に何箇所も変えすぎてしまい、結局、何が効果的だったのか分からなくなるから、次に繋がらない、。

まぁ、分かる気がする。

仕事をしていると、とにかく物事を複雑に大ごとにしようとする奴らがいる。そういう奴らに限って、要らんことを考えてすぐに発信する。

考えるのは良いのだが、それをいきなり発信してくるからややこしい。

話を聞くと「こういう反応をされる可能性があるので予め言っておいた」とかいう反応が返ってくる。

つまり「こういう反応」を予め抑えたかったという事だ。

その様な事が物事をややこしい方向へと進めて行く。

ビジネスはコミュニケーションなのだから「こういう反応」をされる可能性を考えて、それに備える必要はあるが、いきなり一足飛びに「こういう反応」を抑える為の発信はしないほうが良い、と言うのが俺の持論。(正しいかどうかは分からない)

基本的には「こういう反応」が来てからやれば良いだけの話であって、来てないのにやるのは不自然。

トラブルに対する予防、とか、将来に向けた製品開発という意味なら分かるが。。。

部下がそんな事をしようとしている時は「これは何の為に?」と聞く。そうすると案の定「こういう反応がくるかもしれないので」という返事が返ってくる。「で、そんな反応は確実に来るの?」「わかりません」「なら、そんな反応が来てから発信しよう」となる。

金曜日に似たような事があった。

とある部品Aが入手できなかったから、代替品のBを使えないか、問い合わせをしたら、返ってきた返事が「判断できない」。

わけが分からない。俺の質問は使えるか?使えないか?の二択なのだ。判断できない、という選択肢は与えてない。

話を聞くと「部品Bは検証が必要で使えるかどうか分からない」という事。

つまり、その技術者は、俺から、どうにか使える方法が無いか考えて欲しい、という反応が来る事を見越して「判断できない」という返事をしたらしい。

俺の質問は部品Bが使えるか否か?だ。使えないなら使えないという答えで構わないのだ。

その様な反応が来たら、再度、部品Aをどこからか、かき集める事が出来ないか?を全世界に問い合わせる。無理であれば、そこから「使える様な方法や条件が無いか?」という問い合わせになる。

それで「判断できない」のであれば、販売停止という判断をせざるを得ない。

物事は一歩ずつ進めなければ訳の分からない事になる。KISSだ。

ちなみに、その人曰く「俺の立場ではこんな答えしか出来ないが、もっと上から指示が降りれば使える可能性はでてくる」と。

思わず「はぁ?勘弁してくださいよ。会社として使えないと判断した、という事にしときますからね」と電話を切った。

会社の中だけで仕事をしているとこうなる。自分の判断が、会社としての判断になると理解できていない。残念な話だ。

ふ〜、少しスッキリ。

え?そんなお前は、ちゃんと完璧に仕事が出来てるのか、って?そんな事ないから、日々、反省するし、仕事は楽しい。こんな俺の持論が正しいわけでもなんでもない。明日には全く違う事を言っているかもしれない。

フレキシブルにいこう。

金曜日は雨なので電車通勤。ロードバイクは無し。

筋トレも疲労の極地に達していたので無し。

木曜日はベンチプレスプレスがギリギリやったので、金曜日は一日休んで超回復を図った。

土曜日。何とか82.5kg 10repを3セット出来た。でもギリギリだ。

土曜日も曇ったり雨降ったりと嫌な天気やった。

昼までは息子ちゃんを歯医者とそろばんに連れて行き、午後から時間が空いたからロードバイク。

UTへ行こうかなと思ったけど、雲行きが怪しかったから山中越えへ。途中、K坂さんとすれ違った。

SKYのウェアと白い縁のグラスをかけてるとゲランド・トーマスみたいやなぁと思いながら、手を振って挨拶。

多分、今日のノルマ以上に登ってきたのだろうな。

とりあえず2時間くらいのんびり登ろうという気分でのんびり登る。身体が重いなぁ。。。

上に登ったら雨が結構キツく降ってきたので1本で終了。まぁいいか。気分転換にはなった。

帰り際に青龍寺へ。
今月のお言葉。毎月心に刺さるわ。

最近、筋肉に高負荷をかけ続けた時に感じる筋肉の灼けた感覚がどうにかならないか?と色々と調べている。

あの感覚の名称は、パンプアップで間違いなさそう。灼ける感覚から更に負荷をかけ続けると動かなくなる。それをブレーク状態と呼ぶらしい。

では、何故、パンプアップが起こるのか?というと、筋グリコーゲンが枯渇する為。

つまり、筋肉を効果的につけようとするならば、筋グリコーゲンを枯渇させて状態からやるのが良いらしいが、その為には飯を食わずにやるとか、そんな事をしなければならなく、逆に力が出なくて筋力は付かないのでは?とも思うが、筋肉を肥大させるのには効果的なのだろう。

では、パンプアップさせにくくする為には、その逆をすれば良い。つまり筋グリコーゲンを貯めれば良いというわけだ。

筋グリコーゲンを貯めるには、糖質とビタミンB1が必要。走る前におにぎり食べて糖質を取ると調子が良いのはこれが理由らしい。

カーボローディングという言葉を聞くが、これは試合前の数日間炭水化物を抜いて、さらに高強度トレーニングをして身体を筋グリコーゲンを枯渇させた状態にする。

そして、数日前から炭水化物を取る事で、飢餓状態の身体が過剰に糖質を吸収して、通常以上の筋グリコーゲンを溜め込む事が出来るという事らしい。

ロードバイク選手はもちろん、マラソン選手など持久力が必要な競技の選手はやっている事らしい。

もちろん、これだけではなく、運動中の酸素摂取量や、水分補給量なども関係はあるようだけど、筋グリコーゲンの話はなかなかシンプルで納得できる。

試してみよう。


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