面倒な仕事を一つ終えた

ある程度の規模の会社になると、昔から付き合いのあるサプライヤーがあり、それらサプライヤー同士が情報交換し合ったり、その取引会社から優先的に情報を共有されたりできるサプライヤー・クラブがある。

今日は、そのクラブに加盟していたり、前期の評価の高かったサプライヤーが集まる交流会なるものが、うちの会社主催で開催された。

通常は課長陣が色々と役割を担って、交流会を仕切って運営するのだが、係長なのに課長陣に混ぜられている俺も、その運営をする者の1人として参加した。

これまで、ずっと司会を担当していた人が「もうそろそろ他の人に引き継ぎたい」と言い出し、他の課長陣を見回したら、全員あと1〜2年で定年退職する人ばかりやった。

でも、司会なんてやりたく無いし、石ころ帽子を被って、誰かが手を挙げるのを息を殺して下を向きながら待っていた。

そこに「今回は社長は参加されないらしい」という情報が入り、一気にハードルが下がった。(ちなみに社長が参加するとなると全員が超ピリピリする)

そのコメントを聞いて0.5秒で計算した。

「この一番ハードルの低い時に一度やっておいて、次回から係長当番制にすれば、次に俺に回ってくる事は無いぞ」

そう思って、立候補した。

どうせ、台本があるだろうし、司会と言っても、会を進行するだけやろ?と軽い気持ちやった。

、、、で、これまで司会をしていた人に「台本あるっすよね?」と聞いたら「そんなん無いで」と。

マ ジ か ?

そう言えば、この人、司会とか超慣れてる人やったわ、、、。

何をやるか聞いたら、めちゃくちゃ司会が話すターンが多い。。。むしろ、誰よりも長い時間話さなければならないぞ?

、、、と、急いで、自分で台本を作った。俺はアドリブで司会が出来るほど優秀ではないし、話せもしない。

速攻で作って、課長陣にチェックをしてもらい、個人リハを20回くらいやって、今日の当日を迎えた。

当日も一応全体リハがあり、超偉い人も参加して最終チェック。

何点か修正ポイントが発生。テンパる俺。

「やっぱり通してやらないとわからない事があるな〜」とな。

あんたら何回この会をやってんねん、、、本番10分前に修正しないでくれよ、、、。と心の中で突っ込む。

本番。

何とか、、、カミカミやったが、絶望的な失敗は回避できた、、、と思う。偉い人達からは、よく出来た、とは言われたが、その言葉を額面通りに受け取るほど、俺はお目出たくない。

自己評価はかなり低いが、ともかく何とか終える事が出来た。

ちなみに、会の中でプレゼンターのパソコンがなかなか起動しないハプニングがあった。

そこで沈黙が流れた。通常であれば司会者がアドリブを効かせて小話をするのだが、俺は沈黙を貫いた。

こういう時にアドリブかまして成功した試しが無い。俺はそういったアドリブ力が著しく欠如しているポンコツである事は、俺自身が一番良く知っている。

会の反省会があるだろうから、何か言われたら、俺がアドリブかました方が、この場の空気が悪くなると判断して敢えて沈黙を貫いた、と説明しよう。

とにかく、、、終わった。

来年は誰かに託そう。台本も作ったし、受けてくれるやろう。


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