仕事に出張はつきもの。一年に10回位は出張に行くのだが、仕事柄海外に行く事が多い。
海外出張、と聞こえは良いが、プレッシャーは半端ない。一回の出張でうん十万かかる訳だから、それに見合った効果を出さなければならない。
ショボい事は出来ない。だから準備は相当念入りにやる方。プレゼンするなら、絶対にカンペ作るし、持っていく資料やデータの数は半端ないと自分でも思う。
今回、とある人が海外出張に行った。帰って、報告を聞くと皆がう〜ん?と言った反応。俺でもう〜ん?と思ってしまったくらい。子会社に対して評論家的な指摘をして帰ってきただけ。指摘をするだけなら誰でも出来る。問題はそこから一歩踏み出すかどうか。
政治のコメンテーターと橋下知事のバトルをテレビでよく見る事があったけど、橋下知事はいつもコメンテーターに対して「政治の現場はそんなに甘いものでは無い」と言っていた。
そう、現場は甘くは無い。本社からチョロっとやってきて指摘されて直るような簡単な問題ではなく、今、起きている問題の原因の深いところまで掘り進めていき、自分でメスを入れる気概が無ければ、単なる口うるさいコメンテーターと同じなのである。
周りの人は出張中の日報を受けていたのなら、出張中に指摘しなければならない。帰ってきてから指摘するなんて卑劣な事はしてはならない、と個人的には思う。(俺は受けてない)
以前、俺は一緒に出張に行ってた人から、帰ってから出張の事でめちゃくちゃ怒られた事がある。あんた、俺の隣に常に居たんやから、その時に指摘してくれよ!と思ったし、誰々もそう言っていた、とか言われても、なんでソイツは俺に直接言わないんだ?と不信感しか生まなかった。今でも一緒に行った人達には根本に不信感がある。
言いたい事があるのなら、言うべきタイミングで直接面と向かって言うべきなのだ。
今日はそんな事を思い出させる事があった。難しいもんだ。
今日の筋トレは、時間が無かったから腹筋と背筋と体幹のみ。
プランクは1分に昇格。
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